“長期保証”がないドジャース24歳…放出候補か 不動の218億円男の陰で「わからないままだ」

ドジャースのダルトン・ラッシング【写真:ロイター】
ドジャースのダルトン・ラッシング【写真:ロイター】

今季メジャーデビュー、一塁手としての出場も

 有望株の若手がトレード要員になるとの見方が浮上している。MLB公式サイトは29日(日本時間30日)、各球団のトレード候補を予想した記事を公開。ドジャースからはダルトン・ラッシング捕手の名前が挙がった。

 24歳のラッシングは今季メジャーデビュー。53試合に出場し、打率.204、4本塁打、24打点、OPS.582という成績を残した。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者はラッシングについて「2024年にドジャースのナンバーワン有望株だったが、2025年はバックアップとして起用され、打撃面では物足りない成績に終わったものの、彼は依然として野球界でもトップクラスの捕手有望株の1人である」と評した。

 だが、ドジャースにはウィル・スミス捕手という絶対的な存在がおり、2033年まで10年1億4000万ドル(約218億5800万円)の長期契約を結んでいる。同記事は「ラッシングが長期的にロースター内でフィットするかは、依然としてわからないままだ」とし、現状では出場機会が限られると予想した。

 ドジャースの40人枠には他に捕手がいないという事情もある。記事では「球団としてはラッシングをすぐに放出したくてウズウズしているけではないものの、大型トレードの中心駒として彼を使うことになっても驚きではないだろう」とし、トレードとなる可能性は十分に有り得ると分析した。

(Full-Count編集部)

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