侍Jの抑えは「一択ですね」 和田一浩氏が迷わず指名した理由…掲げたWBC理想の投手陣

侍ジャパン・井端弘和監督【写真:小林靖】
侍ジャパン・井端弘和監督【写真:小林靖】

野球評論家の和田一浩氏がWBCメンバーを予想した

 第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝メンバー、和田一浩氏がポッドキャスト番組「Full-Count LABー探求のカケラー」に出演。2026年3月の第6回WBCへ向けて、理想の投手陣を発表した。抑え投手には「僕の中で一択」と自信たっぷりに右腕の名前を挙げた。

 野球日本代表「侍ジャパン」は、WBCの1次ラウンドは「プールC」(東京ドーム)に入り、来年3月6日にチャイニーズ・タイペイ、7日に韓国、8日にオーストラリア、10日にチェコと対戦する。和田氏は初戦の先発に今永昇太投手(カブス)を指名し、2戦目に山本由伸投手(ドジャース)の名前を並べた。

 1次ラウンドでもっとも手強い相手は韓国とした上で「5回までゼロでいってくれるのはやっぱ山本由伸が一番確率が高いと思った」と説明。侍ジャパンの“開幕戦”に指名した今永については「大量失点はしないピッチャーなので、安定感という意味ではやっぱり今永にいってほしい」と述べた。

 気になる大谷翔平投手(ドジャース)の起用については先発で投げるのであればオーストラリア戦かチェコ戦。先発で投げない場合は伊藤大海投手(日本ハム)が4人目の先発とした。

 抑え候補では適任選手が複数いるなか、和田氏は「もう松山(晋也、中日)一択ですね。僕の中ではもう松山以外ないですね」と即答した。今季46セーブで初タイトルを獲得した25歳の名前を迷わずに挙げた。

「抑えとしての適性を持っている。力で抑えにいけるピッチャー。彼のストレートはちょっと“まっスラ”するというか、強いんです。それにフォークがあるので、フォークピッチャーは間違いなく世界で通用するピッチャー。そういう意味でも、もう松山以外ないかなと思います」

「Full-Count LAB」に出演した和田一浩氏【写真:編集部】
「Full-Count LAB」に出演した和田一浩氏【写真:編集部】

 昨年まで中日の打撃コーチを務め、間近で見ていたからこそ実感した松山の凄さ。番組では第2先発や、勝利の継投へのメンバーにも詳しく言及。ファンも注目しているメンバーを、独自の見解で分析している。(収録は10月下旬)

【実際の音声】和田一浩氏が考える最強侍ジャパン…先発ローテや夢のオーダーを発表

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