日本で“わずか10勝”も63億円契約の可能性 最高額更新か…高騰する元助っ人の価値

日本を経て韓国プロ野球(KBO)で覚醒した元助っ人、コディ・ポンセ投手にも高額契約の可能性が浮上している。今季は17勝1敗、防御率1.89、奪三振252、勝率.944でKBOの外国人投手としては初めて4冠を達成。来季はメジャー復帰となる見込みだ。
ポンセはパイレーツを経て2022年に日本ハムに加入。1年目の8月27日のソフトバンク戦でノーヒットノーランを達成するなど、在籍2年間で計24試合登板で7勝10敗、防御率3.47という成績だった。昨季は楽天に移ったが、15試合で3勝6敗、防御率6.72と不振。自由契約となり、KBOのハンファに移籍していた。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエノ・サリス記者が11月下旬に報じた情報によると、オフのFA市場の“掘り出し物”になり得る存在の1人として、ポンセの名前を挙がっていた。しかしそれから1週間、敏腕記者として知られるケン・ローゼンタール氏がサリス記者の情報に触れつつも「彼の市場について知っている関係者の話によると、ポンセは3年契約で少なくとも3000万ドル(約46億6900万円)、もしかしたら4000万ドル(約62億2500万円)を超える金額を手にすると予想されている」と言及した。
これまで韓国から復帰した投手で最も高額だったのは、2023年オフにエリック・フェッディ投手がホワイトソックスと結んだ2年1500万ドル(約23億3400万円)の契約で、ポンセが上回る可能性もある。今井達也、村上宗隆だけでなく、元助っ人の去就にも注目だ。
(Full-Count編集部)