エ軍382億円“不良債権”は「姿を現さなかった」 全休でも年俸56億円…最も醜い契約2位に

エンゼルスのレンドンが「MLBで最も醜い契約」の2位に
“予想外”の活躍ぶりに、ため息をつくファンも多い。米メディア「ジ・アスレチック」は1日(日本時間2日)、「MLBで最も醜い契約」を特集した。2019年オフに7年2億4500万ドル(約382億円)の大型契約を交わしたエンゼルスのアンソニー・レンドン内野手が2位に入った。
同記事では「レンドンは2025年に1試合も出場しなかったのだ」と言及。「左股関節インピンジメントの手術を受け、シーズン中はほとんど表舞台に姿を現さなかった。2026年の彼の状態がどうなるかは不明だ」とも報じており、“復活”の目処は立っていない様子だった。
さらには「幸いなことに、エンゼルスは史上最悪のFA契約の1つであるレンドンとの契約があと1年で終わる。2020年シーズン前にエンゼルスと巨額契約を結んで以来、レンドンはわずか257試合に出場、ホームランは22本、野球専門の米データサイト「ファングラフス」のWARは3.7にとどまっている」と、大型契約後の“不振”具合を説明している。
レンドンはナショナルズに在籍した2019年には34本塁打を放ち、ワールドシリーズ制覇に貢献。エンゼルスと7年2億4500万ドルの大型契約を結ぶも、度重なる怪我で期待に応えられないシーズンが続いた。今季は年俸は約3800万ドル(約59億2200万円)のシーズンだったが、開幕前に全休が決定していた。
(Full-Count編集部)