カーショーの目に涙…由伸が生んだ“奇跡の光景” 米感動「プリントして売って」

ドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
ドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

「スーフーのスクラップブック “史上最高のハグ”」

 ドジャース球団公式フォトグラファーのジョン・スーフー氏が1日(日本時間2日)に自身のインスタグラムを更新「スーフーのスクラップブック “史上最高のハグ”」と記し、山本由伸投手とクレイトン・カーショー投手の抱擁を投稿。「あのハグには愛情と感謝にあふれている」「これをプリントして売ってほしい」と反響が広がっている。

 感動するしかない瞬間だった。山本はワールドシリーズ第2戦で9回1失点で完投、第6戦は6回1失点で崖っぷちのチームを救った。「明日やる人は大変」と試合後の会見で笑っていたが、9回途中から中0日でまさかの登板。最後は延長11回まで投げ抜き、シリーズMVPの栄誉を手にした。

 スーフー氏が激写したのは、優勝後の一幕だった。グラウンド上で喜びを爆発させるナイン。歓喜の輪の中で、山本を抱きしめたのがクレイトン・カーショーだった。今季限りで現役を引退したレジェンドは感極まった様子。目にはうっすら涙も輝いていた。

 サイ・ヤング賞3度、ドジャース一筋18年で223勝を挙げたカーショーは、ワールドシリーズ連覇を花道に最高の形で現役生活を終えた。

ドジャース・山本由伸とハグするクレイトン・カーショー【写真提供:ジョン・スーフー/ドジャース】
ドジャース・山本由伸とハグするクレイトン・カーショー【写真提供:ジョン・スーフー/ドジャース】

 エースからエースへと紡がれた奇跡の瞬間に、「この写真は額縁に飾られるべき」「この写真を見て感動しないなんてありえる?」「美しいショット」「バトンが渡された瞬間」「エースから新たなエースへ」などと米ファンも心を打たれた。

(Full-Count編集部)

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