山本由伸に異例の“待望論”「助けを…」 LAメディア懇願…発揮した抜群の存在感

ドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
ドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

八村は無得点…17点差でサンズに大敗

 ドジャース・山本由伸投手が1日(日本時間2日)、クリプトドットコム・アリーナで行われたレイカーズ-サンズ戦を訪れた。試合前には八村塁と2ショット撮影を行い、スタンディングオベーションを受けるなど、他競技でも圧倒的な注目度だったが、試合はレイカーズが大敗。山本に対して地元メディアから“異例の要望”が起きた。

 登場に沸き立った。山本はこの日コートサイドで観戦。大型スクリーンで紹介されると、地元ファンから大喝采が起き、右手を振って歓声に応えた。試合前にはレイカーズから「YAMAMOTO 18」の特製ユニホームを贈呈され、身長差25センチの八村と2ショットを撮る場面もあった。

 山本はメジャー2年目の今季、ドジャースのエースとして君臨。なかでもポストシーズンでは何度もチームの窮地を救い、ワールドシリーズでは史上13人目の3勝を挙げ、シリーズMVPに輝いた。ロサンゼルスでも知名度は一気に上昇した。

 山本の声援を受けて勝ちを拾いたいレイカーズだったが、今季好調のチームとは思えぬミスを連発。強豪サンズの前に108-125で敗れた。プレータイム23分の八村はフィールドゴール試投わずか1本、無得点だった。

 不甲斐ないゲームに批判の声が殺到するなか、試合に訪れていた地元メディア「スポーティング・トリビューン」の創設者でCEOのアラシュ・マルカジ氏は試合途中に自身のX(旧ツイッター)を更新。「レイカーズには、ヨシノブ・ヤマモトに助けてもらう必要がある」と異例ともいえる“懇願”。結局、願いは届かなかったものの、ドジャースの救世主の影響力を感じさせる一幕だった。

(Full-Count編集部)

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