ヤ軍移籍も不発→ライバルと77億円契約 守護神に届いた古巣の“攻撃”、米メディア注目

オールスター2度の実績も…ヤンキースでは防御率4.79と不振
古巣ファンへ痛烈な皮肉だ。メッツは3日(日本時間4日)、ヤンキースからFAとなっていたデビン・ウィリアムズ投手と3年契約を結んだと発表した。複数の米メディアによると、3年5000万ドル(約77億円)超えだという。右腕はこの日インスタグラムのストーリーズ機能を更新し、ヤンキースファンが「DMで本当に怒っている」と“煽った”。
ウィリアムズはブルワーズ時代の2020年に新人王と最優秀救援投手賞を受賞。以降はクローザーとして活躍し、2023年には36セーブを挙げた。2024年オフにトレードでヤンキースに移籍し、守護神としての活躍が期待されたものの、67登板で4勝6敗18セーブ、防御率4.79とFAイヤーで自己最低の成績に終わった。
シーズン終盤には抑えの座を剥奪され、ニューヨークではブーイングを飛ばされることも。それでも、米移籍大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」ではFA救援投手2位の評価をされてFA市場に参戦した。ドジャースなどが狙っているとされるなか、メッツとの大型契約を手にした。
メッツ入団が正式発表されたこの日、ウィリアムズはストーリーズ機能を更新。真っ黒の背景に白文字を載せ、「僕にチームに戻ってほしくなかった大勢のやつら DMで本当に怒ってるね笑」と泣き笑いの絵文字を投稿。米メディア「トーキン・ベースボール」も自社X(旧ツイッター)で「デビン・ウィリアムズ、ヤンキースファンを標的に」として注目していた。