楽天の山田遥楓、松井友飛が現役引退 来季はアカデミーコーチ就任「感謝をお返しできる機会」

現役引退となった楽天・松井友飛(左)と山田遥楓【写真:古川剛伊、小池義弘】
現役引退となった楽天・松井友飛(左)と山田遥楓【写真:古川剛伊、小池義弘】

2026年シーズンから2人とも楽天イーグルスアカデミーコーチに就任

 楽天は4日、山田遥楓内野手と松井友飛投手の現役引退を発表した。11年目の山田は29歳、4年目の松井は26歳での引退決断。2人が2026年シーズンから楽天イーグルスアカデミーコーチに就任することも併せて発表された。

 山田は楽天2年目の今季、1軍出場はなく2軍で78試合に出場。西武、日本ハムでもプレーし、11年間で252試合に出場し、打率.196、1本塁打、31打点の成績だった。4年目右腕の松井は2021年ドラフト5位で入団。プロ通算では27試合に登板し、3勝6敗1ホールド、防御率5.85を残した。

 球団を通して山田は「楽天イーグルスでの2年間、本当に温かいご声援をありがとうございました。東北の皆さん、イーグルスファンの皆さんには感謝しかありません。この感謝をお返しできる機会をいただけたことが、僕は心から嬉しいです。11年間プロ野球界でプレーができたので、ここで学んだことを子どもたちに伝えていきたいです。熱く熱く熱く、元気よくやっていきます!」と、第2の野球人生への意気込みを語った。

 同じく次世代の育成にあたる松井も「現役生活に区切りをつけることを決断し、アカデミーコーチに就任することになりました。選手としての4年間は苦しい時期が多く、思うようにいかないことばかりでしたが、初勝利のヒーローインタビューの景色は今でも忘れられません。これからは次世代の選手たちに野球の魅力を伝えていけるように、精一杯頑張ります」と、ファンへの感謝と今後の決意を届けた。

(Full-Count編集部)

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