日本を去って2年…韓国からまた米復帰が決定 元広島右腕が1年契約、NPB経験者が叶える夢

広島では計34登板、7勝5敗、防御率3.05だった
タイガースがドリュー・アンダーソン投手と1年契約を結んだと、5日(日本時間6日)に「ジ・アスレティック」のケン・ローゼンタール記者が報じた。広島でも2年間在籍した右腕は5年ぶりのMLB復帰となる。このオフはNPB経験者が続々とメジャー契約を手にしている。
アンダーソンはフィリーズ、ホワイトソックス、レンジャーズの3球団で、計5年間で19試合に投げて防御率6.50にとどまった。その後、広島に移籍。2022年は13試合に先発して3勝4敗、70イニングを投げて防御率3.60だった。2年目の2023年は21登板(6先発)で4勝1敗、防御率2.20と好調だったが、オフに退団が発表されていた。
その後はタイガース3Aで9試合に投げた後、KBO(韓国プロ野球)・SSGに移籍した。2024年にいきなり11勝を挙げると、今季は30試合に先発して12勝7敗、防御率2.25、自己最多の171回2/3で245奪三振とブレイク。4年ぶりのメジャー復帰を掴むことに成功した。
このオフはアンダーソン以外にも、日本ハムと楽天でプレーしたコディ・ポンセ投手、今季までDeNAで活躍したアンソニー・ケイ投手がメジャー契約を勝ち取った。ポンセはKBO投手4冠が評価され、ブルージェイズと3年3000万ドル(約46億5000万円)で契約に合意。ケイはホワイトソックスと2年総額1200万ドル(約18億6000万円)の好待遇を手にした。
(Full-Count編集部)