DeNAドラ3は筋金入りの嵐ファン 曲順&MC“丸暗記”…抱く野望「活躍して会いに行く」

DeNA宮下は大学ジャパンにも選ばれた右の大型内野手
DeNAの新入団選手発表会「BRAND NEW STAR EVENT 2026」が6日、パシフィコ横浜で開催された。ドラフト3位の宮下朝陽内野手(東洋大)は熱烈な嵐ファンであることを告白。プロ野球選手になったことから来年開催される最後のライブツアーを見に行くことは“断念”したが、密かな野望を明かした。
小学生時代から、国民的アイドルグループ「嵐」にハマった宮下。母と姉がファンだったことがキッカケで、自らもファンクラブにも入り、札幌ドームでコンサートが行われる際には毎年のように足を運んでいたという。北海道・黒松内町出身ながらシニアチームがなかった影響で、中学時代には余市町まで往復3時間近くかけて通い、親に送り迎えをしてもらっていた。車内で流れていたのは、もちろん嵐のライブDVD。「次の曲がわかるくらいまで見続けましたし、MCの話も完コピできるくらいまで見ていました」と、ファンぶりは筋金入りだ。
中でも好きなのは相葉雅紀さん。2020年まで放送されていた人気テレビ番組「VS嵐」をこよなく愛し、「プロ野球選手になって有名になって出たかった。来年で(嵐の活動が)終わっちゃうんですけど、絶対に会いたいなというのが目標ではあります」と力強く宣言した。
もしも自分に分身がいたらさせたいことには「嵐のマネジャー」と記し、打席に入る際の登場曲も「嵐で。ファンの方が歌えるような曲にしたい」と思い描く。「嵐みたいな国民的スターになりたいです。(もし会えたら)写真を撮って、サインをもらって……それでもう満足です。ファンですって伝えたいです」とどこまでも“嵐一色”だった。
東洋大2年秋には大学ジャパンにも選ばれた右打ちの大型内野手。ファンに向けてのメッセージを聞かれると「ミスをしたり打てなかったときはヤジっていただいて構わないので。その分応援してもらいたい」と強心臓ぶりものぞかせる。「1年目から1軍で定着できるように。鈴木誠也選手のようにメジャーで大暴れできるような右で大きいスケールを持てるように頑張りたいです」。その目標が達成されたとき、きっと嵐のメンバーからも注目されているはずだ。
(町田利衣 / Rie Machida)