NPB去り5年…元阪神右腕が衝撃143キロ「まだやれそう」 剛速球連発にSNS騒然「すごいな」

「THE LAST GAME 2025」で先発した高野圭佑氏【写真:栗木一考】
「THE LAST GAME 2025」で先発した高野圭佑氏【写真:栗木一考】

元ロッテ、阪神の高野圭佑氏が「THE LAST GAME 2025」で先発

 阪神、ロッテでプレーした高野圭佑氏が6日、北九州市民球場で行われた「THE LAST GAME 2025」に出場し、2回1安打無失点の好投を見せた。2024年に現役を引退したが、140キロ台の力強い速球を連発した右腕に「すごいな」「結構球速出してる」と驚くファンも多かった。

「EAST HOPES」のメンバーとして先発マウンドに上がった高野氏。先頭の永江恭平氏(元西武)に二塁打を許すも、続く三好大倫氏(元中日)は左飛、3番の古本武尊氏(元中日)は空振り三振に抑えるなど、初回から140キロを超える豪速球で力勝負を挑んだ。2回、真砂勇介氏(元ソフトバンク)を迎えた場面では最速143キロを計測。現役時代は長打が魅力だった真砂氏を空振り三振に仕留めた。

 2回を1安打2奪三振、相手打線を無失点に封じた高野氏にスタンドからは温かい拍手が送られた。ファンも「普通に140キロ前半をコンスタントに投げてておもろい」「まだやれそうな」などの声をSNSに寄せ、昨年12月に現役を引退した33歳右腕の“晴れ姿”を称えた。

 高野氏は2015年ドラフト7位でロッテに入団。2018年に17試合に登板し1勝0敗、防御率4.15をマーク。2019年途中、阪神にトレード移籍したが、1軍登板のなかった2020年オフに戦力外通告を受けた。NPB通算では45試合の登板で2勝0敗、防御率6.62。2021年以降は台湾やルートインBCリーグ・栃木などでプレーを続けたが、2024年12月、自身のYouTubeチャンネルで現役引退を報告していた。

【実際の様子】「まだまだやれそう」球場どよめき…引退した元阪神右腕が最速143キロ

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