ド軍救世主が「奪われた」名誉 まさかの選外…由伸1位の裏で「馬鹿げてる」

ドジャースのミゲル・ロハス【写真:ロイター】
ドジャースのミゲル・ロハス【写真:ロイター】

由伸1位…ドジャースから5選手がランクインも

 米放送局「MLBネットワーク」が6日(日本時間7日)、自社SNSにて今年のポストシーズンにおける選手ランキングを発表した。ワールドシリーズを制したドジャースからは5人が選出され、1位には山本由伸投手が輝いた。その裏で、リストに名前すらなかった選手に米ファンも怒りを隠せない。

 1位は誰もが納得の男が入った。山本はポストシーズンでは6試合に登板し、5勝1敗、防御率1.45、2完投を記録。特にワールドシリーズでは第2戦で9回1失点完投、第6戦は6回1失点、そして“中0日”で第7戦の9回途中から登板。延長11回まで投げ抜き、史上13人目の3勝を挙げ、シリーズMVPに輝いた。

 ドジャースからは3位に大谷翔平投手、10位にタイラー・グラスノー投手、14位に佐々木朗希投手、18位にフレディ・フリーマン内野手の5選手が選ばれた。しかし、「ロハスはどこだ」「ミギーがいないなんておかしいよ」などとミゲル・ロハス内野手が選外になったことに不満の声があがっている。

 ロハスはワールドシリーズ第5戦までで計5試合の出場に限られた。しかし、第6戦では9回の絶体絶命の場面でダブルプレーを完成させると、第7戦は9回1死から同点弾を放ち、文字通りドジャースを救った。その裏には体勢が崩れながらもホーム返球でアウトを奪うなど、攻守に印象的な場面が多かった。

 それだけに「スネルとロハスがこのリストにないなんて馬鹿げてるね」「ロハスが今年のポストシーズンでプレー時間は多くなかったことは分ってるけど、第6・7戦のパフォーマンスがトップ10に値すべき」「ロハスは奪われた」などと、“荒れ”模様になっている。

(Full-Count編集部)

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