ポルシェでド軍本拠地へ…217億円スターの貴重な一幕 舞台裏で見せていた“父の顔”

第3戦前の束の間の時間…スミスは家族と団らん
ワールドシリーズの激闘から早1か月。ドジャース公式YouTubeでは、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の人気番組「バックステージ・ドジャース」が公開されている。6日(日本時間7日)に投稿された最新話はワールドシリーズ第7戦にフォーカス。ウィル・スミス捕手のプライベートの一面が垣間見えた。
「バックステージ・ドジャース」の最新話は44分43秒にのぼる大作で、第7戦までもつれた激闘、そしてセレモニーなどの舞台裏が明かされている。開始10分頃にはシリーズ第3戦前のナインの様子が捉えられた。敵地からロサンゼルスに戻ったスミスは自宅と思われる場所で家族とのひと時を過ごしていた。
娘のシャーロットちゃんに向かい、「バイバイ(の挨拶を)できるかい? ハグ?」と話しかけると、シャーロットちゃんは首を横に振り、スミスは「What!? what!?」と困惑した様子。それでも「I love you」と語りかけてキスすると、シャーロットちゃんも「I love you」と返してパパの出発を見送った。妻カーラさん、次女レイトンちゃんにもキスした。
その後、場面はスミスが愛車のポルシェを運転する場面に切り替わった。スミスは敵地での1~2戦を「敵対心むき出しの環境で、トロントはすごく騒々しかった」と振り返る。第2戦は山本由伸が先発するも、初回に無死一、三塁のピンチを作った。それでも「無失点で切り抜けられたのは彼(第2戦先発の山本)にとって大きかった。チームにとってもね。次の8回で彼が要した球数は70球くらいだった。あれは本当に素晴らしかった」と、エースを称えていた。
刻々と迫る第3戦。スミスは「今夜はグラスノーが先発する。(シリーズを)2勝1敗に僕らはしていかないとね。今夜は激しい戦いになるよ」と語った。その言葉通り、第3戦は延長18回、6時間39分の激闘となった。