3連覇狙うド軍が“本気”の補強 編成本部長が太鼓判「次元が違う」…期待される新たな役割

ツインズで監督を務めたバルデリ氏がドジャースに“加入”
3年連続での世界一を狙うドジャースが“大型補強”に成功している。ツインズ地元紙「スター・トリビューン」のボビー・ナイチンゲール記者は9日(日本時間10日)、自身のX(旧ツイッター)で、今季ツインズの監督を務めたロコ・バルデリ氏がドジャースのフロントに加入すると報じている。
ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」では、バルデリ氏の“加入”について、アンドリュー・フリードマン編成本部長にインタビューを敢行。司会者が「あなたはバルデリとレイズで関係性を築いています。彼を取り入れた。彼を招聘したことは素晴らしいことだと思います。大きな貢献をしてくれますよね?」と尋ねた。
フリードマンは2014年までレイズにGMとして在籍。バルデリ氏は2010年に選手、コーチとしてレイズのユニホームを着ていた。フリードマンは「私がレイズにいた頃、彼は選手としてプレーしていた。私が知るなかで彼は最高の人間の1人だ。野球IQは素晴らしいし、人との接し方も上手。彼は私たちの選手育成(部門)に関われることについて興奮しているよ。才能ある若手外野手(の育成)を助けてほしい。彼の思考、人との接し方は次元が違うんだよ」などと話し、バルデリ氏を評価していた。
バルデリ氏は今季ツインズの監督を務めたが、70勝92敗でア・リーグ中地区4位に終わった責任を問われ監督を解任された。ただ2019年をはじめ3度の地区優勝を果たすなど、監督としての手腕を評価する声は高く、ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースを裏方としてサポートすることになりそうだ。
(Full-Count編集部)