中日→DeNAの現ドラ“隠し玉”は「バケモノ」 流出の穴を埋める「125」と「7.8」の逸材

中日からDeNAに移籍する濱将乃介【写真:小林靖】
中日からDeNAに移籍する濱将乃介【写真:小林靖】

FA移籍の桑原将志の穴を埋めるか

 DeNAが指名した逸材に、早くも驚きの声が上がっている。9日に行われた「第4回現役ドラフト」で、DeNAは中日の濱将乃介外野手を獲得。桑原将志外野手のFA流出の穴を埋める存在として、その潜在能力に期待の声が高まった。

 25歳の濱は、1軍出場は今季の5試合にとどまるが、今季2軍で残した指標は優秀だ。セイバーメトリクスの指標などを用いてプロ野球の分析を行う株式会社DELTA(https://1point02.jp/)によると、打撃での得点創出能力を示す「wRC+」は平均を上回る125、勝利貢献度「WAR」は3.3を記録した。

 何より際立つのが守備力で、守備指標「UZR」は中堅で7.8、右翼で2.3、左翼で1.8と非常に優れた数値を叩き出した。守備の名手だった桑原が抜けたDeNAにとって、これ以上ないポテンシャルを秘めている。

 この発掘にファンも大盛り上がりだ。SNS上には「もしかしてすごい?」「ピンズド補強! 守備上手いセンターとか最高か」「センター守れるんやったら十分ポジション争いに割って入れそう」「バケモノやんけー」「レーザービームが来るんですか」と期待する声が殺到。さらに「苗字からしてハマ!」「よろしくなハマのハマ」とその名前にも注目が集まっていた。

 中日の外野は岡林、上林、細川に加え、控えにはブライトもおり、競争は激しかった。だが、桑原が抜けて空白が生じたDeNAに移籍したことで、1軍へ駆け上がる可能性は十分だ。

【実際の動画】頼れる守備職人に? 2軍で背走キャッチの美技を披露した濱将乃介

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY