西口、引退セレモニーでノーヒッター未遂に自虐 「期待を裏切ることも…」
8分間のあいさつでファンに別れ、「プロに入団してから一番緊張」
西武の西口文也投手が、28日のロッテ戦(西武プリンスドーム)後に行われた引退セレモニーに臨んだ。
西口の人柄がにじみ出る引退セレモニーだった。冒頭で「あいさつをする前に一言、言わせてください。プロに入団してから今が一番緊張しています」と笑いを取ると、約8分間のあいさつの中盤には「ノーヒットノーラン未遂2回、完全試合未遂1回、そして今日四球。ファンの期待を裏切ることもたくさんありましたが、ファンの声援には勇気と力をもらいました」と話し、球場を盛り上げた。
今季最終戦セレモニー後の引退セレモニーには、西武ナイン全員が紺色の西口Tシャツを着て参加。前日に引退試合を行った森本、故障中の高橋朋や脇谷もだけでなく、スタンドには中日・和田の姿もあった。
フランク・シナトラの名曲「マイ・ウェイ」が流れる中、スコアボードの電光掲示板では西口の経歴や獲得タイトルなどが投球映像と共に紹介された。