合格者はたった2人…支配下ゼロの現実 5人が引退決断、戦力外から厳しい“再起”

ファンに挨拶するトライアウト参加メンバー【写真:小林靖】
ファンに挨拶するトライアウト参加メンバー【写真:小林靖】

トライアウトから1か月が経過…NPBはたった2人

 12球団合同トライアウトから12日で1か月が経過した。戦力外を受けた選手にとっては“ラストチャンス”の場。一方で現実は厳しく、ここまで5人がすでに現役引退を表明。NPBの支配下はゼロとなっている。

 NPB復帰を果たしたのは福田俊投手と川原田純平内野手。福田は日本ハムと異例の育成再契約、川原田はソフトバンクを戦力外になり、巨人に育成で入団した。

 他にも広島を退団した松山竜平外野手、オリックス戦力外の井口和朋投手、楽天戦力外の宮森智志投手、日本ハム戦力外の石川直也投手は2軍球団のオイシックスに入団した。

 現役引退を表明したのは現時点で5人。DeNA戦力外の徳山壮磨投手、ロッテ戦力外の西村天裕投手、ソフトバンク戦力外の風間球打投手もグラブを置く決断をした。野手では広島戦力外の山足達也内野手、西武戦力外の松原聖弥外野手が第2の人生に進む。

 今回は25人が受験し、NPBは2人。他にも独立リーグなどに進んだ選手も多かった。厳しい世界で再び這い上がる選手はいるだろうか。

(Full-Count編集部)

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