阪神退団後に決まった1.5億円契約 日本で3年稼働→米復帰せず…消えた防御率2点台の輝き

2024年は14登板で防御率2.47も…今季は1軍8登板のみ
韓国プロ野球(KBO)のロッテジャイアンツは12日、阪神から自由契約となっていたジェレミー・ビーズリー投手との契約を発表した。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によると、年俸100万ドル(約1億5900万円)の契約となったという。
ビーズリーはエンゼルス、ダイヤモンドバックスなど4球団を経て2022年オフに阪神に入団。1年目は先発と中継ぎの両方をこなし、18登板で1勝2敗、防御率2.20をマークした。2024年は先発を中心に14登板で76回2/3を投げ、8勝3敗、防御率2.47と好投。しかし今季は2軍でのプレーが中心で、2軍では15試合で5勝4敗、防御率2.21だったものの、1軍では8登板で1勝3敗、防御率4.60だった。
3年目のシーズンを終え、ビーズリーはクライマックスシリーズ開幕前に帰国。11月にグラント・ハートウィグ投手とともに自由契約公示となった。そこから1か月、右腕の新たな移籍先は韓国球界だった。
近年はプロ野球を経てKBOに移籍する助っ人は多く、直近では日本ハムと楽天でプレーしたコディ・ポンセ投手が移籍1年目で投手4冠と飛躍。このオフはブルージェイズと3年3000万ドル(約45億円)の好待遇を得た。30歳のビーズリーも果たして、KBOでひと花咲かせるだろうか。
(Full-Count編集部)