中日、2億円で164発大砲と契約合意か…米報道 21年に30発→今季はMLB球団に所属せず

エンゼルス時代のミゲル・サノ【写真:アフロ】
エンゼルス時代のミゲル・サノ【写真:アフロ】

近年は怪我で低迷もウインターリーグで復活

 中日がメジャー通算164本塁打のミゲル・サノ内野手と、1年130万ドル(約2億円)で合意したと、米メディアが14日(日本時間15日)に伝えた。

 全米野球記者協会所属のフランシス・ロメロ記者がX(旧ツイッター)で「契約を最終調整中」と伝えた。

 ドミニカ共和国出身の32歳で、193センチ、123キロの体躯を誇る。2015年にツインズでメジャーデビュー。2019年には34本塁打、2021年に30本塁打を放つなど、7年連続で2桁本塁打をマークした。その後は左膝の故障もあって低迷し、2022年は20試合で1本塁打。2023年は契約がまとまらず、2024年にはエンゼルスで28試合、2本塁打に終わった。

 今季は所属先がなかったが、オフはドミニカ共和国のウインターリーグでプレーし、24試合で打率.315、9本塁打、OPS1.039と復活を見せている。メジャー通算10年の成績は722試合、打率.233、164本塁打、424打点、OPS.801だった。メジャーでは主に一塁と三塁を守った。

 中日は今季、打率、得点、本塁打がリーグ最低で長年にわたり貧打の課題を抱えている。来季は本拠地バンテリンドームに「ホームランウイング」が設置される中、正式に入団が決まれば打線の起爆剤として期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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