DeNA、203センチ大型右腕の獲得発表 マイナー35発→2021年投手転向の“異色経歴”

ショーン・レイノルズは2021年まで野手でプレーしてマイナー通算35発
DeNAは15日、パドレスをFAとなっていたショーン・レイノルズ投手と2026年シーズンの選手契約を結ぶことで合意したと発表した。
身長203センチ、体重113キロの体格を誇るレイノルズは、2016年ドラフトでマーリンズ入り。2021年途中まで野手としてプレーし、傘下マイナーで通算293試合に出場して35本塁打を放った。
投手転向後はパドレス傘下マイナーでもプレーし、2024年にメジャーデビュー。今季は主に中継ぎとして19試合に登板し、0勝1敗、防御率5.33だった。メジャー通算28登板で0勝1敗2ホールド、防御率4.03。
米データサイトによると平均球速は96マイル前後(154.5キロ)で最速は100.3マイル(約161.4キロ)。フォーシームとスライダーが主な球種。昨季は11イニングながら奪三振率17.18を記録した。
DeNAは今季プレーしたアンソニー・ケイ投手、トレバー・バウアー投手、ローワン・ウィック投手の退団が決定。アンドレ・ジャクソン投手も交渉は継続としつつも契約保留選手名簿から外れている。助っ人投手陣の補強は急務となっているが、11日にはオースティン・コックス投手の獲得を発表するなど着々と新戦力獲得を進めている。
(Full-Count編集部)