燕戦力外の金久保優斗、韓国キウムと契約…球団が発表 ファンに「頑張る姿を届けたい」

背番号はヤクルト時代と同じ「48」
KBO(韓国プロ野球)のキウム・ヒーローズ(以下キウム)は16日、今季限りでヤクルトを戦力外となった金久保優斗投手と契約したと発表した。背番号はヤクルト時代と同じ「48」をつける。
2017年に東海大市原望洋高からドラフト5位でヤクルトに入団。4年目の2021年に4勝1敗、防御率2.74をマークした。年間を通して1軍でプレーしたシーズンはなく、今季は12試合の登板で1敗、1ホールド、防御率7.71と苦しみ、オフに戦力外通告を受けた。
現役続行を目指し、オフもトレーニングを続けてきた最速154キロ右腕は、Full-Countの取材に対し「韓国の球団とは、フェニックス・リーグなどで対戦する機会が多く、自主トレでも韓国でやったことがありました。自分の持ち味はストレートなので、ストレートに強い打者に対して自分のいい部分がどこまで通用するか挑戦したいと思います」とコメント。すでにKBOの公認球を使用して練習しているという。
「韓国にいってもファンの皆様、支えてくださった周囲の方々に頑張る姿を届けられたらいいなと思います」と述べた。金久保がプレーするキウムは、ドジャースのキム・ヘソン内野手が2024年まで所属していたことでも知られる。また、元阪神のラウル・アルカンタラ投手も在籍している。
(Full-Count編集部)