燕入団会見の大道…現ドラ移籍“通達”は「すごく動揺」 今季わずか1登板…移籍で再起へ

2020年ドラフト3位で広島に入団、2023年は48試合に登板した
第4回現役ドラフトで広島からヤクルトに移籍した大道温貴投手が17日、神宮球場で入団会見を行った。背番号は46に決まり「すごくワクワクしています。来年パフォーマンスを発揮できるように、これからどうやって練習していこうかという気持ちでこの日を迎えました」などと新天地で挑むプロ6年目への意気込みを語った。
大道は2020年ドラフト3位で広島に入団。ルーキーイヤーは24試合に登板し、2023年には48試合で防御率2.72、10ホールドとブルペンを支えた。しかし2024年は4登板、今季は1登板に終わっていた。
チームでは、2024年オフの第3回現役ドラフトで同じく広島から加入した矢崎拓也投手が、移籍1年目で45試合に登板して防御率1.93、12ホールドと飛躍を遂げた。大道は「チームの力になる場所ならどこでもやりたいと思います」と宣言。26歳右腕にも移籍を機に飛躍することが期待される。
現役ドラフトを知らせる電話が鳴ると「すごく動揺しました。2か月くらい前から現役ドラフトの有力選手みたいなのにずっと載っていたので……。でも、いざ電話が来たときは動揺しました」と率直に明かした。
同席した青木宣親GMは「とにかく能力の高い投手が獲りたかったので、ここで大道選手はすごく能力が高い。まだまだやっていけると思うので、そういう期待を込めて獲得しました」と説明。起用法については「とにかくまっさらな状態でといいますか、本人がどこに1番マッチするか考えて、現場と連携しながら」と話した。
(Full-Count編集部)