山本由伸、日本プロスポーツ大賞を初受賞 大谷翔平以来7年ぶり栄誉…NHK賞とW選出

都内ホテルで行われた授賞式に出席
ドジャースの山本由伸投手は17日、日本プロスポーツ大賞を初受賞した。都内ホテルで行われた授賞式に出席し、内閣総理大臣杯と賞状が授与された。プロ野球選手が受賞するのは2018年の大谷翔平投手(当時エンゼルス)以来7年ぶり。NHK賞とのダブル受賞となる。
山本はワールドシリーズ制覇に大きく貢献したことが評価された。ブルージェイズとのワールドシリーズで3勝0敗、防御率1.02と躍動。“中0日”で救援した第7戦では2回2/3で1安打無失点に抑え、日本人では2009年松井秀喜以来となる史上2人目のシリーズMVPを獲得した。
登壇した山本は「本日はこのような素晴らしい賞を受賞することができ、とても光栄に思います。選出、選考に関わってくれた皆さま、本当にありがとうございます。今シーズンは東京で開幕を迎えることができ、10月には2度目のワールドシリーズを経験することができ、自分自身、とても成長を感じることができるシーズンを過ごすことができました」と喜びを語った。「来シーズンはこの賞の名に恥じぬよう全力を尽くして頑張っていきたいと思います」と、意気込みも口にした。
移籍2年目の今季は30試合登板で12勝8敗、防御率2.49。チームで唯一先発ローテーションを守った。来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では野球日本代表「侍ジャパン」の主戦投手と期待される。
日本プロスポーツ大賞はプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として1968年に創設された。スポーツ報道をする東京運動記者クラブ加盟のテレビ、ラジオ18社及び新聞、通信社34社のスポーツ記者の責任者で構成される選考委員の代表者立会いの下で開票された投票結果を基に、理事会の審議を得て決定される。
(Full-Count編集部)