なぜヤクルトは大道を獲得? 過去2年は計5登板も…青木新GMが絶賛、打席で感じていた“資質”

2023年は48登板で10ホールドも…過去2年は計5登板
第4回現役ドラフトで広島からヤクルトに移籍した大道温貴投手が16日、神宮球場で入団会見を行った。会見には、1月からGM職に就く青木宣親GM補佐が同席。26歳右腕を獲得した背景を語った。
大道は2020年ドラフト3位で八戸学院大から広島に入団。ルーキーイヤーは24試合に登板し、2023年には48試合で防御率2.72、10ホールドとブルペンを支えた。しかし2024年は4登板、今季は1登板に終わっていた。直近2年は2軍でも31登板で防御率3.56、38戦で3.79と圧倒的な成績を残していたわけでもない。
しかし、青木新GMは「とにかく能力の高い投手が取りたかったので、大道選手はすごく能力が高い。まだまだやっていけると思うので、そういう期待を込めて獲得しました」と大絶賛。起用法については「本人がどこに一番マッチするか考えて、現場と連携しながら」と今後模索していくようだ。
何より、青木新GM自身が現役時代に対戦経験がある。「伸びる真っすぐがすごく印象的。自分も対戦していますし、球筋はよくわかっている。こういういい投手がとれてうれしいですね」と、打席で見たからこそ分かる魅力も獲得を後押しした。
(Full-Count編集部)