ホークス一筋19年の松中信彦、ソフトバンク退団を表明&現役続行へ
「ボロボロになるまで現役にこだわりたい」
ソフトバンクの松中信彦内野手(41)が29日、19年間在籍したチームを退団することを表明した。同日、記者会見を開いて明かした。
10月2日で退団し、他球団での現役続行を目指すことを発表。「ファンの皆さんには感謝しかない。でも、自分はボロボロになるまで現役にこだわりたい」とコメントしている。
松中は1996年のドラフト2位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。96年のアトランタ五輪でも日本代表の中軸を担った強打者は3年目の99年にレギュラーをつかむと、首位打者2回、本塁打王2回、打点王3回に輝き、04年には打率.358、44本塁打、120打点で史上7人目の三冠王に輝いた。00年と04年にはMVPも獲得するなどホークス一筋で輝かしいキャリアを築いてきた。
しかし、昨季は33試合すべてに代打で出場し、27打数3安打、打率1割1分1厘、2年連続本塁打ゼロに終わると、背水の覚悟で迎えた今季も1軍で活躍できず、今月27日のロッテ戦では2年ぶりにスタメンに名を連ねたが、3打数無安打。今季はここまで6試合に出場し、7打数無安打3三振1四球、打率.000という成績に終わっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count