ド軍26億円も…1年で失った“居場所”「入れなかった」 格付けで26位も指摘された屈辱

ドジャースからFAになっているマイケル・コンフォート【写真:荒川祐史】
ドジャースからFAになっているマイケル・コンフォート【写真:荒川祐史】

去就決まらぬコンフォートに注目、「USAトゥデイ」がランク付け

 12月に入り大きな動きを見せつつあるFA市場で、今季ドジャースでプレーした32歳が注目を集めている。米全国紙「USAトゥデイ」は、今オフのFA市場で、まだ去就が決まっていない選手をランク付け。外野手部門5位にはマイケル・コンフォート外野手(ドジャースFA)が入っている。

 USAトゥデイ紙は「FA市場に残っているベストプレーヤーたち」をまとめた記事を公開。1位にカイル・タッカー外野手(カブスFA)、2位にボー・ビシェット内野手(ブルージェイズFA)、3位にアレックス・ブレグマン内野手(レッドソックスFA)がランクインする中、コンフォートは26位になっている。外野手で見ると(内野と兼任する選手含めると)5位となっており、米メディアから熱い視線が注がれている。

 コンフォートは2024年オフ、年俸1700万ドル(約26億4000万円)の1年契約でドジャースに移籍したが、今季は打率.199、12本塁打、36打点と大不振。チームはワールドシリーズ連覇を遂げたが、ポストシーズンではロースターから外れ、最後の1か月は活躍するチャンスすら与えられなかった。

 同紙も「ドジャースは彼が武器に変わるかもしれないと見込んで1700万ドルを投じたが、打率.199に終わり、プレーオフのロースターにも入れなかった」と、期待外れに終わった1年に言及。その一方で「あの美しい左打ちのスイングは、(打者の補強を狙う)球団にとって、抗いがたい魅力となるのか?」と、コンフォートの魅力についても触れた。

 メッツに在籍した2019年には33本塁打を放つなど、メジャー通算10年間で通算179本塁打を誇る左のスラッガー。ドジャースで苦渋を飲んだ32歳に吉報は舞い込むだろうか。

(Full-Count編集部)

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