岡本を獲得できたら「全裸で川に飛び込む」 低迷球団の“ラストピース”に…仰天公約も

村上宗隆に続く和製大砲の去就に日米が注目
巨人からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す岡本和真内野手を巡り、ピッツバーグに“異変”が起きつつある。今オフ、これまでのイメージを払拭する補強を展開しているパイレーツに対し、岡本と契約したら「全裸で川に飛び込む」と過激な公約を掲げるファンまで現れるなど異様な熱気を帯びている。
今オフのパイレーツは一味違うようだ。トレードでレイズからブランドン・ラウ内野手を獲得し、剛速球を誇る左腕のグレゴリー・ソト投手も加入。さらにはパドレスからFAとなっていたライアン・オハーン内野手とも契約合意が報じられた。
チームにはサイ・ヤング賞右腕のポール・スキーンズ投手という絶対的な大黒柱が君臨する。一時はトレードの噂も浮上したが、ベン・チェリントンGMは「2026年もパイレーツでプレーする」と残留を確約。スキーンズ自身も「私の目標はパイレーツで勝つことだ」と言い切っている。
昨季ナ・リーグ中地区最下位に沈み、ポストシーズンは2015年を最後に遠ざかっているが、今オフはフロントの本気度が見える。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」で長年番記者を務めるスティーブン・ネスビット記者は自身のX(旧ツイッター)でパイレーツは絶対に出来ないだろうと、長いこと噂されていた(取引を成立させている)。波に乗っている。次は……カズマ・オカモト?」と期待を込めた。
この勢いにファンは狂喜乱舞だ。SNS上では「オカモトはラストピースだ」「チェリントンGMオフはA評価だ」などの声が続出。「パイレーツがオカモトと契約すれば人生最高のオフシーズンになる。アレゲニー川に全裸で飛び込む」「クリスマスまでにカズマ・オカモトと契約をしたら入れ墨を入れる」といった興奮しすぎの投稿も相次いでいる。
米ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者は米メディア「ブリーチャー・リポート」に出演した際、エンゼルス、パイレーツ、レッドソックス、ブルージェイズ、カブス、ダイヤモンドバックスが岡本の争奪戦に動いていると解説。パイレーツを有力候補に挙げていた。ホワイトソックスに村上宗隆内野手の入団が決まった中、その去就に全米の注目が集まっている。
(Full-Count編集部)