来田涼斗&鶴岡果恋が結婚 “ギャップ”に惹かれたアスリート婚…「お互い支え合えたら」

オリックスの来田涼斗と女子プロゴルファーの鶴岡果恋が結婚
2人で掴んだ幸せがある。2人だから叶えたい、新しい夢も生まれた。プロ野球・オリックスの来田涼斗外野手と女子プロゴルファーの鶴岡果恋(明治安田)が、結婚していたことを明かした。約2年の交際期間を経て入籍。令和の時代になってからは珍しい“アスリート婚”で、すでに関西圏で新婚生活を送っている。
一生に1度の願いを口にすると、港町の夜景がじんわりと滲んだ。ドキドキで予約したホテルの一室。漆黒に浮かぶ煌びやかな光から、ふと目を逸らすと……。目線の先に映った純白のシーツは、念入りに用意された真っ赤な薔薇で染まっていた。「結婚してください」。キラリと輝くダイヤの指輪には、深く頷いた2人が映える。頬をたどった涙は、互いに抱き合った肩で拭った。
プロ野球選手とプロゴルファー。アスリート同士の交際には“我慢”が必要だった。交際期間は約2年。両競技のオフにあたる月曜日しか会えない生活が、もどかしかった。当時は大阪と横浜の“遠距離恋愛”で「休みがあれば、どちらかが会いに行く生活でした」と束の間の休日を過ごしていた。
来田が球団寮を退寮するタイミングで同棲生活を開始。鶴岡によれば「普段から早起きの生活で、家事を進めてから(球場へ)出発してくれます。朝から洗濯物をたたんでくれたり、ゴミ出しもしてくれたり……。本当に頼りになります(笑)」。日頃のデートプランなども「全部を決めてくれるので、男らしくて。一緒に居て、本当に楽しいです」と照れる。
そんな来田の大好物は、鶴岡特製の「クリームオムライス」だという。「白ワインを絡めたソースが絶妙で……。マジで美味しいんですよ。ここ最近も何回か『作って〜』とお願いしていますね(笑)」と、胃袋もメロメロとなっている様子だった。2人はアスリートとしても互いにリスペクトの心を持ち、成長を続ける。当初は野球のルールがわからなかった鶴岡も、球場で勇姿を見届ける。夫のユニホーム姿を見ると「違う人を見ている感覚になります。球場でプレーしている彼を見ると、本当に『知らない人』。良い意味で“他人”を見ている感じでドキドキします」と、ギャップに萌える。
ゴルフ観戦に足を運ぶ来田も「試合中、すごくかっこいいです。普段は優しくて可愛らしい雰囲気なのに、試合になれば“別人”のような集中力。シンプルに尊敬しています」と頬を緩ませる。恋人から夫婦になったこれからも、二人三脚でどんな困難も乗り越える。「お互いにプロとしての仕事があるので。何事もカバーし合える生活を送りたいです。夫婦としても、アスリート同士としても良い関係でいたい。お互い支え合えたらなと。この人となら一生、一緒に過ごせると思ってプロポーズをしました」。共に戦い、共に喜びを分かち合う。生涯のパートナーを得た2人の未来は、明るい。