日本ハム、有原航平の獲得発表「新庄監督のもと優勝目指す」 2年連続最多勝…6年ぶり復帰

オフにソフトバンクを自由契約…日米通算101勝
日本ハムは28日、ソフトバンクから自由契約となっていた有原航平投手と入団合意したことを発表した。2020年まで6年間在籍した33歳右腕が、6年ぶりに古巣へ復帰する。
球団を通じ「プロ野球人生の始まりの地である北海道、ファイターズという球団にご縁をいただけて大変嬉しく思います。新庄監督のもと、優勝を目指して全力で腕を振り、1イニングでも長く投げチームに貢献したいです」とコメントした。
有原は早大から2014年ドラフト1位指名で日本ハムに入団。2015年に新人王を獲得し、2016年は日本一に貢献した。2019年には15勝で最多勝を獲得するなど6年間で計60勝をマーク。2020年オフにポスティングシステムを利用してレンジャーズへ移籍した。メジャーでの2年間は登板15試合で3勝7敗、防御率7.57。
その後、争奪戦の末に日本球界へ復帰し、ソフトバンクに加入した。3年連続で2桁勝利を挙げ、今季は14勝9敗で2年連続の最多勝を獲得。チームを日本一に導いた。その後、自由契約となり去就が注目されていたが、日本ハムへの復帰を決断した。
新庄剛志監督が率いる日本ハムは2年連続でパ・リーグ2位と、ソフトバンクの前に苦汁をなめてきた。同地区のライバルのエースが加わり、2026年はペナント制覇に挑む。
(Full-Count編集部)