イチローのバグ数値「126/63」 現代では到達不可能…米仰天「あと8年早くMLBに来てたら…」

マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:ロイター】

2004年は3度の月間打率4割超え…年間262安打

 今年1月に米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)。メジャー通算3089安打を記録し、シーズン200安打以上をデビューから10年連続で継続した。歴代最高のヒットメーカーとも称されるが、米データ会社はその“異能”ぶりを伝えている。

 米メディア「コーディファイ・ベースボール」は自社X(旧ツイッター)を更新。イチロー氏のルーティンでもある構えの写真を添え、「2025年シーズンはどの16試合スパンでも32安打を記録した選手は一人もいなかった そしてイチロー・スズキは、2004年に63試合で126安打を放った」と伝えた。

 2004年は不滅の記録が生まれたシーズンだった。イチロー氏は3・4月こそ打率.255だったが、5月は50安打&打率.400、7月は56安打&.432、8月も56安打&.463と1年間での3度の月間打率4割超えを記録した。中でも後半戦は打率.429と打ちまくり、ジョージ・シスラーを抜いてメジャー年間最多262安打のレコードを樹立した。

 改めて浮き彫りになったイチロー氏の衝撃数値に、「もし彼があと8年早くメジャーに来ていたら、ピート・ローズの持つ歴代通算安打記録を塗り替えていただろう」「ワオ」「わずか63試合で126安打なんて正気の沙汰じゃない あの瞬間がいかに特別だったか、改めて実感させられる これほどの安定感を持った選手が、今後また現れると思うかい?」と米ファンも最敬礼を送っている。

(Full-Count編集部)

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