剥がれ落ちた文字…酷評されたWBCユニ「悲惨」 3年経ち“変化”「随分とマシに」

前回大会では文字が剥がれるハプニングも発生
野球英国代表は第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場権を獲得。初めてのグループリーグ突破を目指す。前回大会のユニホームは、試合中に文字がはがれてしまうといったハプニングにも見舞われるなど、ファンからは酷評を受けた。米ポッドキャストの司会者は「現在は随分とマシになった」と評価しつつ、前回大会での悪夢を振り返った。
米ポッドキャスト番組「The Big Leagues Daily」のダン・クラーク氏は25日(日本時間26日)、X(旧ツイッター)で「英国代表のユニホームは引き続きとても単純だが、2023年の悲惨さに比べたら随分とマシになった……」と指摘している。
前回大会に続き、今回も予選を突破して1次ラウンドへの出場を決めた英国代表。野球については“途上国”ということもあり、前回大会のユニホームは胸の中心に小さな文字で「GREAT BRITAIN」のワッペンがデザインされた簡易的なものだった。
前回大会前にユニホームが発表されると、メディアやファンからは指摘が殺到。「ナイキは英国代表がWBCに出場することを大会2時間前に聞いたので、(急いで)ユニホームを作ったんだろう」(米ブックメーカーFanatics Book)、「誰が英国代表のユニをデザインしたんだ?」(元カブスのローガン・ワトキンス氏)、「WBC英国代表のユニホームは……控えめに言ってシンプルだね」(米メディア「CBSスポーツ」)と批判の声もあがった。コロンビア戦では、ユニホームで汗をぬぐう際に文字が剥がれ落ちるプチアクシデントもあった。
前回大会から3年がたち、胸の「GREAT BRITAIN」の文字は大きくなり、胸番号が入ったデザインに変更されている。クラーク氏の投稿にはファンから「2023年は本当に酷かった」「随分とよくなった。2023年ユニを見て大笑いしたよ」とコメントが寄せられている。新たな装いで、悲願のグループリーグ突破となるか。