判明した大谷の“No.1記録” 実況が愕然とした6秒間…ド軍同僚がドン引きした歴史的瞬間

二刀流で刻んだ143メートルの場外弾
文句なしの最長だった。ドジャースの大谷翔平投手がブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で放った場外弾は、2025年のドジャースで最長飛距離だったとしてMLB公式が伝えた。
大谷は10月17日(日本時間18日)、本拠地で行われたブルワーズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場し、ポストシーズン4号を含む1試合3本塁打を放った。MLB公式サイトは、この試合で放った一発が2025年のドジャースで最長飛距離の本塁打だったとして、改めて紹介している。
話題となったのは4回2死の第3打席だった。右腕パトリックから放った打球は右翼席を越えて場外へ消えた。打球速度116.9マイル、角度33度、飛距離469フィート(約142.9メートル)を計測し、このシリーズでも屈指の一打となった。打球が夜空に舞った6秒間に、球場にいるファンは狂喜乱舞した。
当時の実況席も騒然となった。「オーマイグッドネス(マジかよ)!! ショウヘイ・オオタニ!! ワーーーォ!!」と驚きの声を上げ、異次元の飛距離に言葉を失った様子だった。MLB公式は「この試合を覚えていますか?」と問いかけ、二刀流で3本塁打と10奪三振を記録したことに触れ、「ここでも登場だ。なぜなら、3本塁打のうちの2発目が、2025年のドジャースの中で最も遠くに飛ばした一発だったからだ」と衝撃のアーチを振り返っている。
大谷は打者としてポストシーズン史上11人目となる1試合3本塁打を達成。投げては6回0/3を無失点、10奪三振と投打で支配した。ドジャースの今季最長飛距離弾として記録に刻まれた一発は、歴史的活躍の象徴といえる。