元Gマイコラスの特大アーチに同僚驚かず「練習では球場の4階席まで飛ばす」
投げては5回途中を5失点で勝敗つかず
元巨人でカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が24日(日本時間25日)、敵地ロッキーズ戦に先発し、2回の第1打席に右中間席に第2号2ランを叩きこんだ。飛距離426フィート(約130メートル)の特大アーチだったが、試合後、地元テレビ局のインタビューを受けた同僚に驚きはないようだった。
カージナルスは2回にタイラー・オニール外野手の2点弾で先制。なおも2死二塁の好機で打席に立ったマイコラスは、カウント1-1から外角高めへ92マイル(約148キロ)直球を捉えると、グングンと伸びた打球は右中間フェンスを越えた。
ナ・リーグ投手トップとなる2本塁打を放った右腕だが、試合後、地元テレビ局「FOXスポーツ・ミッドウエスト」のインタビューを受けたオニールは「彼にはパワーがあるんだよ」と、さも当然とばかりに話し始めた。
「打撃練習ではブッシュスタジアムの4階席まで打球を飛ばしているんだ。バットの芯で捉えられたら、いいことが起こるんだ」
チームは7-5で勝利したものの、マイコラスは4回2/3を投げて2被弾を含む12安打3奪三振5失点(自責4)と奮わず、勝敗はつかなかった。本調子ではない中でも、バットで勝利に貢献できたことが唯一の救いだったかもしれない。
(Full-Count編集部)