ド軍は「同じ型に当てはめない」 復活した佐々木朗希…右腕が明かした“投手大国”の裏側

ライアンが言及、ドジャースは育成が「本当に上手な球団だと思います」
ドジャースのリバー・ライアン投手が、地元メディア「ドジャース・ネーション」にてチームの「育成メソッド」について言及している。同メディアのダグ・マッケイン氏から「ドジャースという組織についてですが、外からは見えない部分も含めて、彼らの育成面やスカウト面は本当に評価が高いですよね。育成面で特に印象に残っている点や、チームがあなたをどのように助けてくれたのかを教えてください」と問われた。
すると、ライアンは「ドジャースは全員が同じやり方でうまくいくわけじゃないということを本当によく理解していると思います。特に自分は(プロ入り前)ずっと遊撃手としてプレーしてきたという背景もあり、二遊間の選手としてやってきたことを、投手へとできるだけシンプルに落とし込んでくれました」と大学時代まで野手であった自身の経験を話した。
さらに、ライアンはドジャースの育成方法に「僕を機械的な(ありきたりの)投手にしようとはしませんでした。育成の初期段階では、とにかく(何も考えず)マウンドに行って思いっきり投げるというスタンス(で教わりました)」と振り返った。
投手としての成長を続けており「もちろん、そこから年月を重ね、投球についての理解が深まり何年か経験を積んだことで、メカニック(投球動作)にも少しずつ取り組むようにはなりました。でもドジャースは全員を同じ型に当てはめるのではなく、その選手にとって何が1番うまくいくかを見つけるのが本当に上手な球団だと思います」と感謝のメッセージを送った。
27歳のライアンは昨季にメジャーデビュー。4試合に登板して1勝0敗、防御率1.33の成績を残していたが、昨年8月にトミー・ジョン手術を受けた影響で、今季は登板することができなかった。
(Full-Count編集部)