「かろうじて多い」大谷翔平に抱く“違和感” MLB公式も仰天、明かされた分布図「怖っ」

単打83本、二塁打25本、三塁打9本、55HR
ドジャース・大谷翔平投手は2025年シーズンも躍動。打率.282、55本塁打、102打点、OPS1.014、20盗塁をマーク。6月からは投手としても復帰した。MLB公式X(旧ツイッター)は大谷のヒットチャートを公開。最強打者ゆえの“違和感”に驚きが広がっている。
MLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」では、選手それぞれの安打分布図が公開されている。MLB公式Xは「ショウヘイ・オオタニによる、全フィールドへの規格外なパワーの証明」と脱帽しながら大谷のチャートを投稿した。
大谷は今季172安打を記録した。内訳は単打83本、二塁打は25本、三塁打9本、リーグ2位の55本塁打となり、長打は計89本だった。分布図を見ると、本塁打は圧倒的な飛距離を誇っているが分かる。また特徴的なのは、シングルヒットはライト方向、引っ張り方向に集中しているが、本塁打はMLB公式Xが言うように綺麗に全方位に飛んでいる。
強打者となればやはり引っ張り方向のアーチが多くなるが、大谷はレフト方向に“引っ張る”ことができる稀有な打者。それゆえ、分布図にファンも驚きを隠せず、「2ベースよりHR多いの草」「全方位ホームラン」「かろうじて、シングルヒットが一番多いんですね。かろうじて……」「ヒットの32%がホームラン 怖っ!」「ヒットの半分以上が長打なのそりゃ避けて避けてってなるわなw」「全方向に打球を飛ばしてるのが今更ながら凄い」「安打は引っ張りだけどHRは均等」などどよめきが広がった。
来季は3月のワールド・ベースボール・クラシックから始まり、開幕から二刀流での活躍が期待される。2026年シーズンはどんな成績を残すだろうか。