大谷翔平にまた“勲章” 米全国紙が異例の選出、球界唯一…語り継がれる10.17

「ワシントンポスト」が選出…「2025年を彩った10大スポーツモーメント」
ドジャース・大谷翔平投手に、また新たな“勲章”が加わった。米紙「ワシントン・ポスト」が29日(日本時間30日)、あらゆるスポーツを対象に「2025年最も印象に残った10大スポーツモーメントを発表。大谷がポストシーズンで見せた前人未到の活躍が選出された。
同紙は「今年のスポーツ界はスキャンダルが多かった」と振り返りながらも、様々なスポーツで記録にも記憶にも残る瞬間が多かったとし、プレー以外にも幅を広げながら10個の事象を選んだ。そして、球界からただ一人ランクインしたのが、“10.17”の大谷だった。
レギュラーシーズンでも55本塁打、投手としても14先発で防御率2.87と二刀流が復帰した今季、大谷は10月17日(同18日)に行われたブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に投打同時出場した。そして、異次元のパフォーマンスを見せる。
初回のマウンドは先頭を四球で出したが、そこから3者連続奪三振で波に乗ると、直後で迎えた初回先頭の第1打席。いきなり先制弾を叩き込んだ。さらに4回の第3打席では場外弾、7回の第4打席でもアーチを描き、ポストシーズン史上11人目の1試合3本塁打を記録。投げても6回0/3を10奪三振、無失点で抑えた。
球界のみならず誰もが驚愕したパフォーマンス。「ワシントンポスト」は「ショウヘイ・オオタニが今後何年も語り継がれる試合をした」として選出理由を明かし、「スリリングなMLBポストシーズンで、球界最高のスター選手であるショウヘイ・オオタニがまたやってのけた」「個人の選手による史上最高の活躍を見せた」と大絶賛だった。
(Full-Count編集部)