広島エルドレッド、ヤクルト胴上げ阻止弾! 4連勝でCSに望み「全部勝つ」
今季2戦2敗の館山から左翼上段へ「館山選手には以前やられていたので…」
広島のブラッド・エルドレッド内野手が29日、敵地ヤクルト戦で5回に決勝18号2ランを放った。チームは助っ人の一発で今季2戦2敗だった相手先発館山を攻略し、4-2と競り勝ち4連勝。クライマックスシリーズ(CS)出場に望みをつないだ。
「館山選手には以前やられていたので、今日はとにかく打てる球をとらえようと思っていました」
殊勲の助っ人は敵地のヒーローインタビューで今季2戦2敗、14イニング無得点だった相手右腕に対する意識をこう明かした。同点の5回、決勝となる18号2ランを放った場面については「良い場面で良いバッティングができたと思う」と自画自賛。左翼席上段への豪快な一発だった。
この日は3位阪神も勝利したため、ゲーム差は1・5のまま縮まらなかったが、チームはこれで4連勝。「とにかく今はチーム一丸となって集中しています」と現在の広島の雰囲気について表現した。
「残りの試合、全部勝つ気でいる。一試合一試合集中して勝っていきたい」
3年連続のCS進出へ、大砲は全勝する意気込みを見せていた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count