「ジーター以上」の美技 三遊間最深部から反転ジャンプ、一塁ノーバンスロー
ブレーブスのスワンソンが“鬼肩”披露「ジーターを彷彿させる最高のプレー」
ブレーブスのダンズビー・スワンソン内野手が25日(日本時間26日)の敵地マーリンズ戦で三遊間最深部から驚異的なジャンピングスローを見せ、打者走者をアウトに仕留めた。元ヤンキースのデレク・ジーター氏も得意としたプレーだったが、MLB公式ツイッターが動画を公開すると、ファンからは「ジーター以上」の声が上がった。
0-0で迎えた4回だった。マーリンズ・カストロの打球が三遊間に転がると、三塁手のカマルゴが飛び込むも届かず。内野安打になるかと思われたが、遊撃のスワンソンが追いついた。しかも、グラブに収めると、そのまま反転しながらジャンピングスロー。苦しい体勢だったにもかかわらず、一塁までの長い距離をボールはノーバウンドで到達。カストロはギリギリでアウトとなった。
驚異的な美技に地元テレビ局の実況は「カストロが初球を打ちました。スワンソンがアウトにしようと試みます。アウトにしました!なんてプレーでしょう!デレク・ジーターを彷彿させる最高のプレーを披露しました!」と絶叫。5度のゴールドグラブ賞に輝いたジーター氏は、実は守備指標が高くなかったことが明らかになっているが、三遊間最深部からの反転ジャンピングスローはトレードマークの1つだった。まさに、それを彷彿とさせるスワンソンのスローイングだった。
MLB公式ツイッターは“鬼肩”ぶりを見せつけたプレーを「ウソでしょ?ダンズビー・スワンソン」との文言を添えて紹介。すると、ファンからは「彼は間違いなくセクシー」「ワオ!!」「冗談だろ」「なんてこった」「素晴らしい」といった絶賛の言葉とともに「ジーター以上」という声も上がった。
ブレーブスは1-3で敗れたものの、守備で見せ場を作ったスワンソン。2位フィリーズに3ゲーム差をつけて首位に立つチームの中で、この先もキーマンの一人となりそうだ。