西武か、ロッテか 熾烈を極めるパ・リーグCS進出争いの鍵となるのは?
5試合多く残すロッテだが…「西武が勝てばプレッシャーがかかるのは間違いない」
パ・リーグのCS出場権争いが熾烈を極めている。3位西武、4位ロッテのゲーム差は0・5。残り試合は西武が「1」、ロッテが「6」となっている。
9月28日の直接対決を制したロッテに勢いが出そうだが、西武が今季最終戦となる1日のオリックス戦に勝利した場合、ロッテは残り6試合を5勝1敗としなければCS進出への道が断たれてしまう。
ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜と4球団で捕手として活躍した野球解説者の野口寿浩氏は「ロッテの残り試合数が多いので有利な印象はありましたが、西武が最終戦に勝利すれば、ロッテに大きなプレッシャーがかかるのは間違いないですね。ロッテは試合数が多いので『全部勝てばいい』と分かりやすさはありますが、連戦が続く日程、そして対戦相手などを考えると簡単ではありません」と現状を分析する。
30日には西武、ロッテともに勝利。西武は秋山が5安打を放ち、シーズン安打日本記録(214本)に並ぶなど打線が爆発し、オリックスを16-5で下した。先発の野上は4回途中で降板したが、1日の予告先発となっている岡本洋を投入し、その後は牧田、菊地をつぎ込むスクランブル体制で勝利を手にした。