田中将大が掴み始めた“大変身”「全然違う」 37歳にして絶好調…「これはいける」

ブルペンで投球練習を行った巨人・田中将大【写真:湯浅大】
ブルペンで投球練習を行った巨人・田中将大【写真:湯浅大】

田中将大投手はキャンプ初日に気合の投球

 充実のキャンプインとなった。巨人・田中将大投手は宮崎キャンプ初日となった1日、ブルペンで約50球を投じた。昨季、日米通算200勝を達成した37歳ベテランは「感覚はだいぶいい」と“絶好調宣言”。投球を封印した昨年のキャンプ初日とは大きく違うことを力説した。

 アップを終えると早々にブルペンへ移動し、誰よりも先にマウンドへ。気迫あふれる投球で変化球も試しながら約50球。プレートを一つ空けて則本昂大投手と並び立ち、ブルペン内に心地よいミット音を響かせた。

 一番乗りには「ノリ(則本)じゃなかった? 僕の方が先? あ、そうだったんですね。そこは全然狙っていないです(笑)。ただ歳上やから来ただけです」。浮かべた笑みには充実感が漂っていた。

 巨人入団1年目だった昨年のキャンプ初日は、第1クールから投球練習を行うつもりだったが、久保康生巡回投手コーチと投球フォームの改造に着手。キャンプ中盤までは投球を“封印”した。その前年は手術の影響もあって0勝に終わっていた。

 だからこそ去年とは「あぁ、もう全然違いますそれは。見ていた人ならわかるんじゃないですか。順調に、いい感じできていると思うので、ここからしっかりと状態を上げていけたらと思います」。手応えのある球種についても「全体的に今いいっすよ。昨季の後半投げていたボールよりも。対バッターじゃないので現時点のアレですけど、感覚はだいぶいいです」と明るい表情をみせた。

 スプリットの改善についても「はい、そう感じています。(捕手にも)そう言ってもらえたので、手応えも感じています」。リリースの意識がいい方向に働いているそうで「良いイメージで投げられているので、これをちょっと本物にしたいなというのはありますね」とうなずいた。

 昨季は10試合に先発して3勝(4敗)をマークした。ヤンキースから日本球界復帰後は5年で計23勝にとどまっている。今年は近年にない良さを実感しているという。「今は、感じていますね。ここまでの感じがずっとなかったから、これはいけるんじゃないかな、と正直今は思っていますけど。良いイメージを続けていけるようにしたいなと思います」。実績十分のベテラン右腕が絶好調宣言。期待は高まるばかりだ。

(湯浅大 / Dai Yuasa)

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