マリナーズ新GMが明言、チーム編成の最優先事項は岩隈久志との再契約
ディポト新GMが地元ラジオで明かす、「イワクマとの再契約が最優先事項」
マリナーズの新GMに就任したジェリー・ディポト氏が、来季のチーム編成における最優先事項として、シーズン後にフリーエージェント(FA)となる岩隈久志投手との再契約を挙げたことを地元メディアが伝えている。新GMは、ESPNラジオでかつてレッズ、ナショナルズでGMを務めたジム・ボーデン氏からインタビューを受け、チーム方針について語っている。
2001年からプレーオフ進出を果たせていないマリナーズは、オフの大型補強にも関わらず今季も成績不振で、ジャック・ズレンシックGMを解雇。エンゼルスGMを退任したばかりのディポト氏を招聘した。
岩隈は今季限りで契約満了となるが、新GMの来季戦略の重要事項には「クマ」の愛称で人気を誇る日本人右腕の去就問題があるという。
「ディポトはイワクマの再契約が最優先事項になるだろう、と話していた。イワクマはメジャーのキャリアをマリナーズでのみ過ごしており、健康ならば素晴らしいピッチングを続けている。2015年の前半は故障に苦しみ、防御率5.22だったが、イワクマは復調している。後半戦は8勝4敗で防御率3.18、WHIP1.00を記録。9月の5試合は防御率2.18となっている」