今日3月16日のオープン戦の注目 安定感抜群のロッテのドラフト1位ルーキー・石川歩投手が広島戦に登板
果敢にインコースを攻めるピッチングが魅力の石川
ロッテ-広島(QVCマリン)
楽天-ヤクルト(静岡)
横浜DeNA-オリックス(横浜)
ソフトバンク-巨人(大分・別大興産スタジアム)
日本ハム-中日(札幌ドーム)
西武-阪神(西武ドーム)
※時間開始はすべて13時
ロッテの先発は東京ガスからドラフト1位で入団した右腕・石川歩投手。オープン戦は2試合で8回4安打1失点、防御率は1・13。練習試合も含めれば4試合で防御率0・64と安定感がある。
開幕ローテーション入りはほぼ当確。あとはプロの打者がどのような待ち方をしているのか、本拠地のマウンド、マリンの風が投球にどう影響するのかなど、細部の詰めに入っていく。
石川を見るポイントのひとつは果敢に攻める145キロ以上の内角ストレートと、打者をあざ笑うかのように沈むシンカーを駆使するピッチング。同じくドラフト2位ルーキーの吉田裕太捕手との呼吸も抜群で、石川の好投を引き出している。
アジャ似の井上晴哉をはじめ新戦力の話題にこと欠かないロッテ。石川も度胸満点のピッチャーで、今後が楽しみな存在だ。唐川、成瀬、涌井、古谷に次ぐローテ投手として、どのようなピッチングに仕上げていくのか。今日のオープン戦の投球にも注目したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count