新庄監督のDMで始まった二塁・野村佑希 コーチが見た利点「やらなくなったとしても」

日本ハム・野村佑希【写真:町田利衣】
日本ハム・野村佑希【写真:町田利衣】

今キャンプから野村と吉田が本格的に二塁挑戦中

 日本ハムは7日、沖縄県名護市内で1軍キャンプ初の紅白戦を行った。両軍の二塁を守ったのは、ともに今キャンプから本格挑戦している野村佑希内野手と吉田賢吾捕手。谷内亮太内野守備走塁コーチが、その可能性や課題を語った。

「どっちもすごく前向きにやってくれたし、もちろん慣れないポジションでミスは絶対出るってこっちも分かっている中で、前向きに1日やってくれたなと今日見ていてすごく思いました」

 早出特守にも励むなど新たな挑戦に意欲十分なだけに、谷内コーチはまずはその姿勢を称える。もちろん動きは完璧ではないが「ファーストのバックアップとか、そういうところも本当に一生懸命行ってくれたし、アウトを取る、取らない以外のところを手を抜かないでやってくれれば、今後もそれで十分かなと思います」と評した。

 新庄剛志監督からインスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)で「セカンドやってみない?」と来たことから始まった野村の挑戦。「ビックリするようなDMは初めてではないので。驚きはありますけど、まあボス(新庄監督)ですし」とスッと受け入れ、練習に励む。谷内コーチは「結局、得点に直結するところだと思うので、ゲッツーとスチールのベースカバー。走者一、二塁の時のポジショニングはもうちょっと一緒にやらないといけない」と課題も口にした。

 覚えることは山積み。試合後に野村は「糖分が欲しい」とつぶやいていたという。「『今までどれだけ頭使っていなかったんだ』って冗談で言ったんですけど、本当にそれくらい色々考えているんじゃないですか。でも、その考えていることって、もし今後セカンドをやらなくなったとしてもすごく大事なことだと思うので、どんどん失敗して色々考えながらやってほしいなと思います」と谷内コーチも後押しした。

「2人とも元々内野をある程度やっていたし、単純に走者無しで打球が来たのを取って投げるというのは、そんなに大変じゃないと思うんですよ。やっぱりセカンドとショートは、ベースカバーに行かないといけない、中継プレーに行かないといけない、誰かが抜けたところをカバーしに行かないといけない。覚えないといけない動きは試合の中でしか経験できないと思うので、どんどん出ていろんなことを経験してほしいかなと思います」。何が起きるかわからない新庄ファイターズ。果たして「二塁」の座は誰が掴むのだろうか。

(町田利衣 / Rie Machida)

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