日本はSラウンド初戦でいきなり米国と対戦 橘田監督「いいんじゃないですか」

オフに買い物を楽しむ出口(右)と谷山【写真:石川加奈子】
オフに買い物を楽しむ出口(右)と谷山【写真:石川加奈子】

選手たちはつかの間のオフ楽しむ

 第8回WBSC女子野球ワールドカップ(米国フロリダ)で6連覇を目指す侍ジャパン女子代表は27日(日本時間28日)、練習を行わず、完全オフとなった。選手たちはアウトレットに出かけて気分転換した。

 17日から現地で練習を始め、22日の開幕から5戦5勝と白星街道を突っ走る選手たちが、束の間のリフッシュを楽しんだ。午後からバスでアウトレットに移動して、2時間自由行動。施設内を散策しながら、お土産などを買って渡米後初のオフを満喫した。

 28日からはスーパーラウンドが始まる。この日、オープニングラウンドの全試合が終了して順位が確定し対戦カードが決まった。日本は28日の初戦でいきなりアメリカと戦うことになった。

 橘田恵監督は「いいんじゃないですか」と歓迎。最大のライバルと想定してきた相手は、オープニングラウンドでチャイニーズ・タイペイに黒星を喫してグループAを2位通過した。背水の陣の覚悟でぶつかってくるであろうアメリカに勝つことで、その後の試合にも勢いをつけるつもりだ。

「もう全て勝たないと決勝に行けないと思っているので、オープンニングラウンドのように一戦一戦チームとして強くなっていけたらと思っています」と指揮官は大一番に向けて、表情を引き締めた。

【スーパーラウンド対戦カード】

第1戦 28日午後6時(日本時間29日午前7時)アメリカ(グループA2位)
第2戦 29日午後1時(同30日午前2時)チャイニーズ・タイペイ(同1位)
第3戦 午前9時(同30日午後10時)ベネズエラ(同3位)

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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