日本には「いい打者がたくさん」 望外だったNPBでの1年…助っ人左腕の忘れぬ体験

ノンロースターで再起懸ける左腕の決意
昨年ロッテでプレーしたブライアン・サモンズ投手は1月にタイガースとマイナー契約を結んだ。今年のキャンプはノンロースター招待選手としてスプリングトレーニングに参加し、メジャーの舞台を目指す。地元メディアの取材に応じた左腕は、日本での1年間で得た経験を語った。
米地元紙「デトロイト・フリー・プレス」は9日(日本時間10日)、「日本から戻ったタイガースのブライアン・サモンズが2024年を振り返り、2026年に備えている」との見出しで記事を掲載。エバン・ペッツォルド記者が、日本での1年と再挑戦への思いを伝えた。
サモンズは2025年シーズンをロッテでプレー。16試合に登板して5勝5敗1ホールド、防御率3.78を記録した。1年間過ごした日本。「あれほど長い期間、日本の文化にどっぷり浸るということは、人生で二度とできない経験かもしれないと思った。以前からずっとそうしたことにすごく興味を抱いていたので、チャンスが訪れたとき、活かそうと決めたんだ」と語り、海外挑戦の決断を振り返った。
適応に苦労した点として挙げたのが打者のアプローチだ。「向こうにはとても良い打者がたくさんいる」と話し、「ボールを上から叩いて、鋭いライナーやゴロで出塁を狙う。2ストライクに追い込まれてからのアプローチも、よりオールドスクールだ」と説明。さらに、プレートから6インチ(約15センチ)ほど外れた球でもファウルにする粘り強さに驚いたという。また、日本の小さいボールに対応する中でスプリットの握りを調整したそうで、「今は、より本物のスプリットに近くなったと思う」と手応えを口にした。
2026年は再びタイガースでの競争に身を置く。「仕事に取りかかるのが楽しみだよ。自分の能力を最大限に発揮して競い合い、できるだけ長くメジャーのキャンプに残れるようにする。彼らが自分をマイナーに落とすのをためらうような、難しい決断にさせたい」と語り、開幕ロースター入りへ意欲を示した。
(Full-Count編集部)