オリックスはバリントンが5勝目 西武打線封じ「昨日すごく打ったので…」
2年目捕手・若月を絶賛「非常にアグレッシブ」
オリックスのブライアン・バリントン投手が1日、京セラドームでの西武戦に先発し、6回2安打無失点の好投で5勝目(3敗)を挙げた。お立ち台に上がった助っ人右腕は勝利を報告し、この日の好投を振り返った。
「ライオンズ打線は昨日すごく打ったので、今日はコースに分けて投げないといけないと思った」
前日は、西武打線を相手に21安打16失点と投手陣が崩壊。それだけに「真ん中に投げなかった。すごく良い投球ができたと思っています」と6回2安打無失点の投球に自画自賛だった。
この日バッテリーを組んだ若月とは、ここ2登板で2連勝。9月25日にプロ初スタメンマスクを被った19歳との相性を問われると「非常にアグレッシブに良いリードをしてくれますし、良いコンビネーションだと思う。すごく良いリズムで投げられている」と若き女房役も絶賛した。
最後は「長いシーズンになっており、良い形で成績を残せていないですが、最後は良い形で終わりたいと思っています」と下位に沈みながらも最後まで声援を送るファンに宣言。本拠地に詰め掛けたファンから歓声を浴びていた。
今季加入するまでNPB4年間で40勝を挙げている右腕。今季はこの日で5勝目と本来の実力からは程遠い成績に終わってしまったが、ここ5登板で3勝と力は見せているだけに、来季の去就も気になるところだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count