フリーマン辞退で激震 5大会連続の“悪夢”も…侮れないワケ、中軸に座るネイラー兄の真髄|カナダ

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2023年大会 1次ラウンド敗退2017年大会 1次ラウンド敗退
MLB16人マイナー6人

マリナーズ地区優勝に貢献、20HR&30盗塁のジョシュ・ネイラー

 野球の母国・米国の隣にありながら、常に控えめな存在であり続けてきたカナダ代表。WBCでは過去5大会連続で1次ラウンド敗退という苦い歴史を背負う。さらに今大会では、「カナダの顔」とも言えるフレディ・フリーマン内野手(ドジャース)が出場を辞退した。それでも、チームは精神的支柱の不在を補うだけの、興味深い戦力を揃えている。

 フリーマンに代わって一塁を守り、打線の熱源となるのがジョシュ・ネイラー内野手(マリナーズ)だ。ガーディアンズで主軸を担ってきた28歳は、昨季に自身初のオールスター選出。その後に移籍したマリナーズでは勝負強い打撃を発揮し、地区優勝に貢献した。打率.295、20本塁打&30盗塁の好成績を残し、攻撃の中心としてチームを牽引する存在となっている。

 投の“看板”として計算できるのが、ジェイムソン・タイヨン投手(カブス)だ。2010年ドラフト全体2位指名を受けた右腕は、故障や精巣がんを乗り越えながらキャリアを重ねてきた。復帰後は安定感を取り戻し、直近2年で23勝を挙げた不屈のピッチャーだ。派手さはないが、試合を作る能力は国際大会でこそ価値が高い。

多彩な野手陣…タイラー・オニールは「MLB界のボディビルダー」

 野手陣も実に多彩だ。「MLB界のボディビルダー」ことタイラー・オニール外野手(オリオールズ)は、破壊力抜群の長打に加え、2度のゴールドグラブ賞に輝いた守備で失点を防ぐ。さらに、ジョシュの弟であるボー・ネイラー捕手が「打てる捕手」として扇の要に座る“兄弟共演”も大きな見どころだ。

 また、日本のファンにとって最も不気味な存在は、マット・デビッドソン内野手だろう。元広島の助っ人として知られ、その後KBO(韓国プロ野球)で本塁打王争いを繰り広げたパワーには磨きがかかっている。

 投手陣では、2019年に新人王投票2位に入ったマイク・ソロカ、安定した先発として起用できるローガン・アレン、2022年に15勝を挙げたカル・クアントリルの3投手らが名を連ねる。コンディション次第では、いずれも試合を支配できる力を持つ。

 フリーマンという“太陽”を失ったカナダ。しかし、戦力の厚みだけを見れば、プールAではプエルトリコに次ぐ存在と評価できる。20年近く打破できていない「予選突破」という壁。その挑戦権を、今大会のカナダは確かに手にしている。

カナダ代表メンバー一覧

26
MG
アーニー・ウィット

アーニー・ウィット
14
アントワーヌ・ジャン

ロッキーズ(RK)
16
ジョーダン・バラゾビック

22
ローガン・アレン

NC(韓国)
ローガン・アレン
25
ノア・スキロウ

ランカスター(独立)
ノア・スキロウ
35
マット・ウィルキンソン

ガーディアンズ(A+)
37
フィリップ・オーモン

ブルージェイズ(3A)
40
マイク・ソロカ

Dバックス
マイク・ソロカ
44
カーター・ローウェン

パドレス(3A)
47
カル・クアントリル

レンジャーズ(3A)
52
インディゴ・ディアス

Dバックス(2A)
57
マイカ・アシュマン

オリオールズ(2A)
58
ロブ・ザストリズニー

ブリュワーズ
ロブ・ザストリズニー
64
アダム・マッコ

ブルージェイズ
アダム・マッコ
87
エリック・セラントラ

ロイヤルズ
エリック・セラントラ
23
ボー・ネイラー

ガーディアンズ
ボー・ネイラー
34
リアム・ヒックス

マーリンズ
リアム・ヒックス
12
ジョシュ・ネイラー
15
エドワード・ジュリエン

ロッキーズ
エドワード・ジュリエン
24
マット・デビッドソン
31
エイブラハム・トロ

ロイヤルズ(3A)
エイブラハム・トロ
2
アダム・ホール

6
オット・ロペス

マーリンズ
オット・ロペス
7
UT
タイラー・ブラック

ブリュワーズ
29
UT
ジャレッド・ヤング

メッツ
ジャレッド・ヤング
1
デンゼル・クラーク

アスレチックス
デンゼル・クラーク
8
ジェイコブ・ロブソン

ウィニペグ(独立)
9
タイラー・オニール

オリオールズ
タイラー・オニール
21
オーウェン・ケイシー

マーリンズ
オーウェン・ケイシー

(Full-Count編集部)

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