MLB盗塁王が牽引、スピード軍団が狙う下剋上 痛すぎる司令塔の離脱も…カギ握るNPB助っ人|パナマ

パナマ_A国旗
2023年大会 1次ラウンド敗退2017年大会 本大会出場なし
MLB11人NPB2人マイナー3人

カバジェロは2年連続で盗塁王…ブラッドフィールドJr.は2024年74盗塁

 かつてマリアーノ・リベラという不世出の守護神を生んだパナマ。前回2023年大会では予選を勝ち上がり、本大会でも歴史的な勝利を挙げた。派手さはないが、中南米特有の身体能力に、メジャーリーグ仕込みの合理性を掛け合わせた野球は、国際大会で確かな存在感を放つ。現代では珍しい「スモールベースボール」で下剋上を狙う。

 野手陣は、全体的にスピード重視の編成だ。その筆頭が過去2年連続で盗塁王に輝いているホセ・カバジェロ内野手(ヤンキース)。2024年にレイズで44盗塁を記録して初タイトルを手にすると、昨年は試合中に対戦相手だったヤンキースに移籍。年間では49盗塁を記録した。

 他にも俊足のエドムンド・ソーサ内野手(フィリーズ)や、2024年にマイナーで74盗塁を記録したエンリケ・ブラッドフィールドJr.内野手(オリオールズ傘下)も脅威と言える。

 本来であれば、昨季107試合に出場して打率.284、19本塁打と開花した“モリーナ2世”ことイバン・ヘレーラ捕手(カージナルス)が司令塔として君臨するはずだったが、オフに受けた肘手術の影響で保険が認可されず出場辞退。あまりに痛い離脱となった。ただでさえスケールの小さいチームだったが、一気にパワーダウン。より一層、足でかき回す野球が大事になりそうだ。

アルベルト・バルドナードとハビー・ゲラ、ウンベルト・メヒア(左から)【写真:小林靖】
アルベルト・バルドナードとハビー・ゲラ、ウンベルト・メヒア(左から)【写真:小林靖】

日本のファンにとって馴染み深い顔も並ぶ投手陣

 ヘレラ離脱は投手陣にも影響は少なくない。そこでカギを握るのが、NPBで活躍するお馴染みの助っ人選手たちだ。巨人でセットアップを務めるアルベルト・バルドナード、2024年に阪神のブルペンを支えたハビー・ゲラ(ブレーブス傘下)、中日のウンベルト・メヒアにはさらなる期待が寄せられる。一方で先発で計算できるのは、メジャー通算23勝のローガン・アレン(ガーディアンズ)しか見当たらない。プール予選は4試合だが、先発ローテが課題となるか。

 ドミニカ共和国やベネズエラといったメジャーのスーパースターが揃う中南米諸国と比べれば、決して派手さはない。しかしだからこそ、それぞれの役割を明確に果たした時、前回大会を超える躍進を狙うだけの条件は、確かに揃っている。

17
MG
ホセ・マヨルガ

ブルージェイズ
ホセ・マヨルガ
3
ホルゲ・ガルシア

ドゥランゴ(メキシコ)
4
ジェームズ・ゴンザレス

アスレチックス(3A)
5
エリアン・ロドリゲス

カブス(3A)
12
ハビー・ゲラ

ブレーブス
ハビー・ゲラ
15
ミゲル・ゴメス

レオン(メキシコ)
19
アブディエル・メンドーサ

マリナーズ
21
パオロ・エスピーノ

ケレタロ(メキシコ)
24
ケニー・ヘルナンデス

キンタナロー(メキシコ)
26
ローガン・アレン

ガーディアンズ
ローガン・アレン
30
アンディ・オテロ

ベラクルス(メキシコ)
アンディ・オテロ
37
アリエル・フラド

サムスン(韓国)
51
ハイメ・バリア

ラグナ(メキシコ)
ハイメ・バリア
82
ダリオ・アグラサル

ユカタン(メキシコ)
0
ミゲル・シエンフエゴス

パドレス(3A)
ミゲル・シエンフエゴス
9
ミゲル・アマヤ
18
レオ・ベルナル

カージナルス
レオ・ベルナル
28
ジョナサン・アラウス

サルティヨ(メキシコ)
33
エドムンド・ソサ

フィリーズ
エドムンド・ソサ
7
ヨハン・カマルゴ

ラレド(メキシコ)
11
ルーベン・テハダ

ドゥランゴ(メキシコ)
49
レオナルド・ヒメネス

ブルージェイズ
レオナルド・ヒメネス
77
ホセ・カバジェロ

ヤンキース
ホセ・カバジェロ
2
エンリケ・ブラッドフィールド・ジュニア

オリオールズ
エンリケ・ブラッドフィールド・ジュニア
13
アレン・コルドバ

クリアカン(メキシコ)
アレン・コルドバ
32
ジョニー・サントス

モンクロバ(メキシコ)
99
ホセ・ラモス
辞退
イバン・ヘレーラ

カージナルス
イバン・ヘレーラ

(Full-Count編集部)

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