MLB盗塁王が牽引、スピード軍団が狙う下剋上 痛すぎる司令塔の離脱も…カギ握るNPB助っ人|パナマ


カバジェロは2年連続で盗塁王…ブラッドフィールドJr.は2024年74盗塁
かつてマリアーノ・リベラという不世出の守護神を生んだパナマ。前回2023年大会では予選を勝ち上がり、本大会でも歴史的な勝利を挙げた。派手さはないが、中南米特有の身体能力に、メジャーリーグ仕込みの合理性を掛け合わせた野球は、国際大会で確かな存在感を放つ。現代では珍しい「スモールベースボール」で下剋上を狙う。
野手陣は、全体的にスピード重視の編成だ。その筆頭が過去2年連続で盗塁王に輝いているホセ・カバジェロ内野手(ヤンキース)。2024年にレイズで44盗塁を記録して初タイトルを手にすると、昨年は試合中に対戦相手だったヤンキースに移籍。年間では49盗塁を記録した。
他にも俊足のエドムンド・ソーサ内野手(フィリーズ)や、2024年にマイナーで74盗塁を記録したエンリケ・ブラッドフィールドJr.内野手(オリオールズ傘下)も脅威と言える。
本来であれば、昨季107試合に出場して打率.284、19本塁打と開花した“モリーナ2世”ことイバン・ヘレーラ捕手(カージナルス)が司令塔として君臨するはずだったが、オフに受けた肘手術の影響で保険が認可されず出場辞退。あまりに痛い離脱となった。ただでさえスケールの小さいチームだったが、一気にパワーダウン。より一層、足でかき回す野球が大事になりそうだ。

日本のファンにとって馴染み深い顔も並ぶ投手陣
ヘレラ離脱は投手陣にも影響は少なくない。そこでカギを握るのが、NPBで活躍するお馴染みの助っ人選手たちだ。巨人でセットアップを務めるアルベルト・バルドナード、2024年に阪神のブルペンを支えたハビー・ゲラ(ブレーブス傘下)、中日のウンベルト・メヒアにはさらなる期待が寄せられる。一方で先発で計算できるのは、メジャー通算23勝のローガン・アレン(ガーディアンズ)しか見当たらない。プール予選は4試合だが、先発ローテが課題となるか。
ドミニカ共和国やベネズエラといったメジャーのスーパースターが揃う中南米諸国と比べれば、決して派手さはない。しかしだからこそ、それぞれの役割を明確に果たした時、前回大会を超える躍進を狙うだけの条件は、確かに揃っている。










(Full-Count編集部)






