ダルビッシュも唸った23歳の直球「凄く良かった」 “お助け侍”の濃密な1日

サポートメンバー・佐藤柳がキャンプに参加
広島の佐藤柳之介投手が21日、日本代表「侍ジャパン」の宮崎合宿にサポートメンバーとして合流し、早速ブルペンに入った。アドバイザーとして参加しているダルビッシュ有投手の前でブルペンに入れる最初で最後の機会。抱えている悩みをぶつけた。
野手のサポートメンバーは合宿初日から参加していたが、投手はこの22日、23日の強化試合に備えてこの日から合流した。2024年ドラフト2位で広島入りした佐藤柳は、早速ブルペンに登場。投球前からダルビッシュと言葉を交わし、スライダーについて相談した。
「スライダーが大きく曲がりすぎていたので、どちらかというとジャイロ回転のスライダー、まっすぐに似たような(ピッチトンネルの)通し方をするようなスライダーを投げたくて。握りと、意識を教えていただいた」
ルーキーイヤーの昨季は6試合に登板。伸びのある直球を生かすためにも、空振りを奪える変化球に磨きをかけたかった。
後ろで見守っていたダルビッシュは、佐藤柳の直球がミットに収まると、データが表示されるiPadを見て大きくうなずいていた。「キャッチボールからすごくいいフォーシームを投げていましたし、カーブもすごく縦割れのいいカーブを投げているなと。ブルペンでもトラックマンのデータを見ても、やっぱりフォーシームがすごく良かったので。ベース板の上でも強かったですし、すごくいいピッチャーだなという風に思いました」と評価した。
佐藤柳は「悔いのないように、聞きたいことは聞けるように」と“キャンプイン”。「サポートメンバーの自分にも教えてくださって。ありがたいなと思いました」。突然訪れた貴重な機会。絶対無駄にはしない。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)