チェコ選手を虜にした“日本食”「それ以外ない」 比べ物にならない味「家に帰ってきた」

前回大会で大谷を三振に仕留めたサトリア
第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するチェコ共和国代表のオンジェイ・サトリア投手が、日本への愛を語った。前回大会では120キロ台の直球とチェンジアップで大谷翔平投手から三振を奪った右腕は、日本でも愛される一品が大好きなようだ。
サトリアは18日に来日。3年前も合宿を行った宮崎に帰ってきた。「チェコにいる時と同じような感覚だよ。私たちの国はよく似ていると思うので、また家に帰ってきたような気分だね」とニコリと笑った。
22日に行われたロッテとの練習試合では、2イニングを投げて無安打無失点、2奪三振を記録。藤岡祐大内野手、石川慎吾外野手、角中勝也外野手ら実績ある選手も抑え込むなど、さすがの投球術を披露した。
日本で楽しみにしているのが、お気に入りの食べ物だ。「ラーメンだよ。間違いなくラーメン。それ以外ない」とニコリ。「チェコにも日本のラーメンを出す店がいくつかある。私はチェコで3番目に大きいオストラヴァという街に住んでいて、そこにもラーメン屋さんはあるんだけどね」。美味しさの違いについては、「愚問だね。間違いなく日本の方がおいしいよ!」と即答した。
28歳のサトリアは、今大会をもって代表を引退するつもりだ。「私たちの目標は、次回のWBCの出場権(予選免除枠)を確保することです。WBCに出場できることは、チェコの若い選手たちにとって大きなモチベーションになります。出場枠を守ることができれば、彼らは次回の代表に入るために一生懸命練習するはずですから」。前回大会成し遂げた初勝利、そして悲願の1次ラウンド突破へ。さまざまな思いを持ってマウンドに上がる。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)